インターネットアポカリプスをご存知ですか？
インターネットが太陽嵐の影響で遮断される事を言います！
太陽嵐とは太陽で大規模な太陽フレアが発生した際に放出された太陽風が地球に到達し、激しい地磁気変動や放射線が地球を周回する人工衛星や地球上の電子機器に影響を与える現象のことです。
地球上の電子機器に影響を与えるほどの規模の太陽嵐は、10年間で 1.6~12%の確率で発生すると推測されています。
過去には、1859年に発生した大規模な太陽嵐「キャリントン・イベント 」では、電報システムが停止したり、電信用鉄塔が火花を放ったり、電報用紙が自然発火するといった現象が報告されました。
1989年3月には太陽嵐の影響でカナダのケベック州全域が9時間停電する事態が発生。
光ファイバーケーブルは太陽嵐による地磁気の変動を受けにくいとされています。
大陸間のデータ通信を行う海底に敷設されている海底ケーブルには光信号増幅用の中継器が設置されており、この中継器は地磁気の影響を受けやすいといわれています。
太陽嵐によって中継器が故障して広い地域のインターネット接続に影響が出る可能性があります。